医療安全対策


■臨床研修に関する医療安全対策  (重要!)

■「研修医に対する医療安全管理体制について」(PDF版)
  国立大学付属病院長会議常置委員会 http://umin.ac.jp/nuh_report/
  「研修医が単独で行ってよい処置・処方の基準」(参考資料3)が掲載されています。

■血管確保・点滴安全管理OSCEマニュアル
  済生会滋賀県病院 医療安全対策室、臨床研修教育専門部会編


研修医を対象に実施した点滴注射業務トレーニング&リスクマネジメントの評価表です。カルテ・処方箋の確認、感染予防、点滴の準備、患者確認、接遇、サーフロー留置針挿入・固定の手技、医療廃棄物処理など22項目の手順に別けて実技試験を行いました。処方箋の薬剤名や投与量の記載は意図的にカルテ指示と異なるケースを準備しました。初日には処方箋の記載間違いの見落とし、患者間違いなどを経験した研修医がいたが、インシデント情報を共有することで、2日目の研修医はミスを防止できていました。


注射法・点滴管理認定OSCE   主催:研修教育委員会、医療安全対策室

  日時:H16年 5月13,14日 16時〜
  場所:外来点滴室
  2人1組で、一方が患者役


<課題> 

カルテと処方箋をみて、指定の薬剤ラベルが貼られた生理食塩水100ml、適切なサーフロー針(20G,26G)、点滴セット(普通、小児用)を選択し所定の速度で輸液を開始せよ。

<静脈路確保 評価表>

  審査員は○×を記入する。
  1. カルテ・処方箋のチェック:薬剤名と投与速度を復唱した( )
        処方箋あるいはカルテ記載の誤りを指摘できた( )
  2. 手洗いをした( )
  3. 点滴セットを満たして適切に準備でき、エアの無いことを確認した( )
  4. 患者確認@:フルネームにより本人であることを確認した( )
  5. 患者確認A:点滴ボトルが患者のものか確認した( )
  6. 患者の状態を把握した「・・さん、ご気分はいかがですか?」( )
  7. 注射の同意を得た「今から点滴をしますがよろしいですか」( )
  8. 注射部位を決定しアルコール消毒した( )
  9. 駆血帯を正しく巻いた( )
  10. 手を握らせ、血管の怒張を確認した( )
  11. 再度消毒し、穿刺部末梢の皮膚を抑えて血管を固定した( )
  12. 20〜30度の角度で刺入した( )
  13. 静脈内に入ったら針を倒してから1〜2mmすすめた( )
  14. その後、内筒を固定し外筒のみを根元まで無理なくすすめた( )
  15. 駆血帯をはずした( )
  16. 内筒を抜き、汚さずに回路に接続した( )
  17. 滴下できることを確認した「滴下OKです」( )
  18. 固定が適切であった( )
  19. 滴下スピードに調節できた( )
  20. 気分は変わりないか、患者に尋ねた( )
  21. 実施後、カルテにサインした( )
  22. 点滴終了後、医療廃棄物を適切に処理した( )

<注意>

  1. 不適切な項目が3項目以下なら合格としますが、受験者には問題点をフィードバックしますので注意をお願いします。
  2. 合格者は単独で受け持ち患者の血管確保や静脈採血をしてもよいこととしますが、自信がつくまでは介助をお願いしてください。
  3. 病棟看護師のチームリーダーに実施時間や介助を相談すること。
    うまくいかなかったときや穿刺の難しい患者さんでは早めに交代をしてください。

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