講師プロフィール


豊田一成 先生

1940年滋賀県生まれ。滋賀大学学芸部(現・教育学部)卒業。東京教育大学(現・筑波大学)体育学部専攻科修了。滋賀大学教育学部、同大学院教授を経て現在、滋賀大学名誉教授、びわこ成蹊スポーツ大学競技スポーツ学科長。スポーツ開発支援センター長、日本スポーツ心理学界認定メンタルトレーニング指導士。1994年〜1996年日本オリンピック委員会オリンピック選手強化委員。野洲病院倫理委員。
メンタルトレーニングのパイオニアとして、愛工大名電高校時代のイチロー選手やサッカー日本代表の中村選手(イタリアSerie A)、小野選手(オランダリーグ)、稲本選手(イングランドプレミアリーグ)、高原選手(ドイツブンデスリーガ)など、多数のトップアスリートを直接現場で指導。元サッカー日本ユース代表メンタルコーチとしてアジア大会優勝、世界ジュニアユース選手権ベスト8、また現横浜Fマリノス・メンタルアドバイザー として昨年からのJリーグ3ステージ連続制覇に貢献。代表的著書に「イチローのメンタル」(アイオーエム刊)、「ビジネスマンのためのプレッシャーに強くなる豊田式メンタルトレーニング」(キコ書房刊)など。

【最近の著書】
「ビジネスマンのためのプレッシャーに強くなる豊田式メンタルトレーニング」

イメージトレーニングだけでは足りない!イチロー、小野、中村も実践!完全優勝した「横浜F・マリノス」のメンタルアドバイザーによる、仕事で実力を100%発揮するための12日間トレーニング。“できるビジネスマン”になるためのカギは「呼吸法」・「内言」・「イメージング」・「気功」の実践。

第1章 効果!抜群の成果で驚きの連続―Jリーガーに効いたメソッドがビジネスマンを輝かせる(土壇場で勝つ―サッカーのU‐16での奇跡の優勝;継続が無我の境地を―小野伸二の「優れた脳波」 ほか)
第2章 勝つ!ストレスの猛威を砕く―ビジネスマン必須のリラックス術(その時々の成果があって、途中リタイアもなく;ストレスが現代人を苦しめる ほか)
第3章 誕生!「豊田式メンタルトレーニング」―心身統一的手法があらゆる問題を解決する(「心の訓練」の歴史;多いのは模倣トレーニング ほか)
第4章 実践!12日間「豊田式メンタルトレーニング」―1日わずか3分から始める(想いが人を動かす;目標を紙に書く ほか)
第5章 極意!メンタルトレーニングが人生を豊かにする―目指すは「真・善・美」に溢れる世界(心身のスイッチを「オン」に;「生命の完全燃焼」に向けて ほか)



福井次矢 先生

1976年京都大学医学部卒業。聖路加国際病院にて内科研修、米国コロンビア大学、ハーバード大学でのフェローを経て、ハーバード大学公衆衛生大学院にてMaster of Public Health(MPH)取得。1984年に帰国後、国立病院医療センター(現:国立病院国際医療センター)循環器科、佐賀医科大学総合診療部を経て、1994年京都大学医学部附属病院総合診療部教授となり、1999年には京都大学大学院医学研究科臨床疫学教授。また、2000年京都大学大学院に新設された社会健康医学系専攻(School of Public Health)の設立準備委員会委員長として同専攻の設立に尽力した。同専攻の医療システム情報学教授を併任するとともに、2001年に設置された京都大学大学院医学研究科のEBM共同研究センターのセンター長も務める。厚生労働省や文部科学省において、エビデンスに基づく診療ガイドラインの策定、医療情報や医学教育に関わる多くの委員会や研究班の活動に貢献してきた。わが国における一般内科学・臨床疫学・決断科学・EBMのリーダーの一人である。


【著書・翻訳】
臨床研修指導医マニュアル(インターメディカ刊)、メデイカルインタビューマニュアル (インターメディカ刊)総合外来初診の心得21ケ条(医学書院刊)ハリソン内科学日本語版(監修)、すぐれた臨床決断の技法 医療過誤最小化に向けて(メディカルサイエンスインターナショナル刊)



第99回日本内科学会講演会パネルデイスカッション 卒前卒後教育の改革
望ましい内科卒後臨床研修プログラムについて
     京都大学大学院医学研究科臨床疫学(附属病院総合診療部 福井次矢 先生

【要旨】
臨床研修のローテートではコア・ローテーションとしての内科・外科・救急部・小児科・産婦人科ローテート(※1)が重要だが,特に内科では一般内科や総合診療部,外科では一般外科が重要である.更に,内科では外来に重点を置き,救急部はブロックローテーションで一次救急・二次救急を重視するべきである.選択期間など,いろいろな問題があるが,最も重要な事は指導医の役割であり,以下に記す.

  1. 知識とその検索方法.

  2. 診療の原理・原則.
      経験則:投薬変更/一元的病態の考慮.
      臨床診断・決断の根拠:病態生理学/EBM/IC/道徳・経済・法律など.
      臨床診断・決断の論理:論理の解析(決断分析)/誤りの予防

  3. 臨床手技(スキル).
      医療面接/身体診察/基本的検査/基本的治療/診療記録記載法.

  4. 精神心理面への配慮.
      認知面:受け持ち患者数/初めて経験する疾病・手技/煩雑な手技/症例呈示の準備.
      身体面:当直回数/睡眠時間/重症患者数.
      情動面:(個人差).

  5. 研修到達度の評価.(「学習とは学習者に価値ある変化を起こす事」を確認.)
      種類:形成的評価(フィードバック)と総括的評価.
      対象:知識・技量・態度
      方法:妥当性を含め困難.
      通知:長所は多数の面前で褒め,短所は個人的に指摘/行動の思考過程を聞き出す/具体的に指摘.

  6. ロールモデルとなる.
      チームアプローチの模範・診療や教育・研究への情熱・生涯学習への態度
      プロの医療人としての態度・生き方のモデル

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